※本インタビューは、ご協力いただきました方の教育への思いなどを出来る限りそのままお伝えするため、インタビュー内容は基本的に当日の会話そのままを掲載しております。またインタビューの質問は、事前に教材会社へは伝えておらず、本番一発勝負で行いました。是非、教材を作る側の生の声をお楽しみください。 通信教材会社インタビュー第一回 Z会 大学受験事業本部 教材管理部 部長 高橋さん
次に、中学生の教材について伺います。
−−実は私も中学時代、某教材をやっておりまして続かなかったという経験があり、この多感な時期に、生徒の勉強に対するモチベーションを上げるのに教材を通じて具体的にどのようなアプローチをしておりますか?
「個別対応というところがポイント、キーワードになってきますね。自宅学習でも、その子に合った教材を提供して、その子にとってやりやすい方法でやってもらうというのがポイントだと思うんですね。そういう意味でいくと、中学コースはカリキュラムを自由に組み替えることができるというのがあって、例えば、学校の授業に合わせたいという人には、そういうカリキュラムに組み替えて提供できますし、或いは先取りしてやりたいという方にはそのように提供できますと。まずは、そんな風に合わせられるというのがあります。
あと、どうしても塾との比較になるんですけど、自宅でやるために、どういう風にサポートするかというところでいくと、サポートツールの充実ですね。具体的には、ヘルプコールという電話がありまして、まあ、解らないところは気軽に質問できるようになっています。」 −−ヘルプコールというのは何時ころまで受け付けているのですか?
「Z会にアドバイザリースタッフが、夜8時まで電話で対応しております。来年からは夜10時まで対応することになっています。」
−−夜10時というのはスタッフの方も大変ですね。
「そうですね。でもやっぱり勉強するのは、学校から帰ってから、塾から帰ってきてからってなりますよね。そうすると、自宅で勉強をやっているのは9時10時だったりするので、その時に解らないと、すぐ聞きたいとなりますから、その辺りをできる限り対応しようということになりました。今年は8時までですが、時間内に電話をして頂ければ、そこで丁寧にお答えします。」
−−電話の回数などに制限などはないのですか?
「はい、ありません。電話がちょっと苦手ということでしたらFAX、郵便でも受け付けておりますし、電子メール(ヘルプメール)でもOKです。」
−−あと他に、中学コースの特徴はありますか?
「あと、分量も可変です。科目ごとに提出課題の分量をレギュラーとライトという形で変えられます。1ヶ月2
回の提出のものと、1回の提出のものから選べると。学習量を2段階で選べるということです。レギュラーとライ
トの変更も途中でできます。このように可変要素が多いですので、生徒の状況に応じて、柔軟に対応できます、というのが売りですね。」
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