様々な形で教育に携わっている人に直撃インタビューしました！インタビュー第二回『お受験の星』作者 今谷 鉄柱さん
第二回は話題のお受験漫画『お受験の星』の作者である今谷 鉄柱さんを訪ねました。『お受験』というテーマで、笑いあり涙ありの家族模様が描かれている『お受験の星』。その作者である今谷さんに、教育についてや、ズバリ『お受験』についてなど色々と伺ってみました。
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話題のあの人に！ 直撃インタビュー第二回 『お受験の星』作者 今谷 鉄柱さん
第2回目のインタビューは『お受験の星』の作者、今谷鉄柱さんにお話をお聞きしました。
今谷 鉄柱
神戸で生まれ、宮崎にてのんびりと育つ。２５歳、ビッグコミックスピリッツ賞でデビュー。
主な著作『コミック ユダヤ人大富豪の教え』（原作：本田健／大和書房刊）、 『県庁の星』（原作：桂望実／小学館刊）。 現在、ビッグコミックスペリオール誌にて『お受験の星』連載中。 浜本 邦夫
１９７４年、大阪府生まれ。１９９７年、小学館入社。現在、ビッグコミックスペリオール誌にて、編集担当。
寺西 隆行
（株）Ｚ会 Webマーケティングリーダー
小学生から大学生・若手社会人の教育に携わる（株）Ｚ会にて、Webマーケティングのリーダーを担当。 −−それでは最後に、今の子供たちとか親御さんに向けて、何かメッセージを頂けたらと思います。
今谷 「僕もやってることなんですけれど、何かやろうと思ったら楽しむ工夫をしながらやりてーなーと思ってて、こうやったら楽しくなるなーとか、そういうひと工夫をちょっとするだけで、いいんじゃねーかなーと思うんですけどね。受験についても、ひと味ちょっと付けたらおもしろくなった、みたいなのがマンガでちゃんと描けていければいいなー、と思うんですけど。受験勉強もやり方次第では楽しめると思うんですよね。親の方はいろいろと時間を使ったりするのが大変かもしんないですけど、ひと味付けるだけで、後の実りがすごくあるような気がしますね。」
−−そうですよね、きつくないと、後の快感というか、無いですもんね。きつさの中から楽しさを見いだしていく。きつくない楽しさって、だいたいその場限りというか、軽いものでじゃないですか。ひと味付けて「楽しむ」というのを意識してやっていいったらいいんじゃないかということですね。
今谷 「そうそう、やりたいことをね。」
寺西： お受験の星を読んで一番多かった意見ってなんだと思います？
今谷 「怖いなー」
寺西： ぱらぱらーって見て、深いとかそんなんじゃなくて、一番多かったのが奥さん綺麗だなーという意見でした（笑）
今谷 「冷静に思うと、このマンガのように、こんだけ自分を持ってる子供だったら、どの世界でもやっていけます。今、冷静になって思うんですけど、子供はどこに行ってもやっていけるくらい強いんだけど、親はやっぱり色々心配したり、いい学校入れようと奮闘したりしている。親が子供のことを心配しちゃって先回りしていろんなことやっちゃってるんだけど、おまえのことを心配しているからこうしてんだー、ていうのを子供にちゃんと伝えられれば、子供とももうちょっと仲良くできんじゃねーかなー、と思いますね。」
−−親子の絆みたいなものが、今希薄になっていますので、なにかのきっかけになると良いですね。
浜本： だからこのマンガはお父さんの成長物語なんですよ。子供と奥さんは結構自立してるんですよ。その中でお父さんだけがアホなんですけど、そのアホなお父さんが何かに気づいて変わっていったりとか、心配してるつもりだけど実は心配されてたりだとか、主人公の家庭はそういう家族なんですよね。いろんなトラブルが来た時に、たぶん父親が一番変化していったりするんだろうと思うんですよね。その中でドタバタがおもしろく見せられたらいいな、と思うんですけれど。
今谷 「子供が、じゃあ受験行ってくるわー、とか言って中学校に入っていくシーンがあるとするじゃないですか。それをお父さんが見てて、自分の12歳の子供が親も入ったことのない中学校にひとりで入っていくわけですよ。いろんなライバルがいる中に。そういう後ろ姿を見るだけで、感動して泣けてくるような、そういうことが描きたいんですよね。さっき言ってもらったみたいに、お父さんの成長物語ですね。」
寺西： 子離れか。
今谷 「ピッタリくっついて離れる。」
浜本： そういう儀式なんですよね。
今谷 「もう俺必要ねーなーって。」
浜本： ちょっと寂しいけど、うれしくもある。
今谷 「なんかあったら帰ってこいよーみたいな。」
−−これからがますます楽しみです。全何回なんですか。
浜本： まだ決まってないんです。ただ、受験して合格するか不合格なのかわからないですけど、そこまではやります。
寺西： 走りながらですよね。
浜本： 走りながらですね。
寺西： 変わるんですよね、途中で。適当なんですよ、いい意味で。
寺西： 最初っから決めたとおりだと、おもしろくない。
今谷 「毎回おもしろくすると次が苦しくなったりするんですけど、そういう中でよりおもしろくってしていけたらいいなーと思っています。」
※本インタビューは、ご協力いただきました方の教育への思いなどを出来る限りそのままお伝えするため、インタビュー内容は基本的に当日の会話そのままを掲載しております。またインタビューの質問は、事前にご本人へは伝えておらず、本番一発勝負で行いました。是非、生の声をお楽しみください。 |
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教材各社から無料で詳しい資料が配布されておりますので、そちらをご活用いただき、最新の情報をご自身の目でご確認ください。
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